位牌のことわかりやすく解説しています。
位牌知識ガイド

各宗派についての基礎知識

臨済宗について

  禅宗の始まりは達磨大師インドから中国に渡ってきたときといわれています。インドではヨーガが行われてきた、それは禅の源流になり、サンスクリット語では禅の意味は瞑想を意味します。中国では唐から宋にかけて臨済・曹洞・雲門・法目などの禅宗が生まれました。臨済宗は臨済義玄によって開かれたもの、その後、臨済宗から黄竜・楊岐などの派が派生され、五家七宗と呼んでいます。
  日本における臨済宗の伝来は、宋の時代の中国に渡り学んだ栄西が日本に伝えられている。日本の臨済宗も中国の臨済宗と同様禅宗の一つである。弟子への悟りを伝達を重視します。修行の方法は「公案」と呼ばれる工夫です。有名なものとしては「隻手の音声(両手を打てば音がするが片手に何の音があるか」などがあります。、同じ禅宗の曹洞宗では地方豪族や一般民衆に広まったのに対し、臨済宗は時の武家政権に支持され、政治・文化に重んじられた。江戸時代の白隠禅師によって臨済宗再建されたため、臨済宗は白隠禅宗ともいいます。
  臨済宗も天台宗と同様に日本文化に大きな影響を与えています。仏壇に位牌を祭る習慣は臨済宗からスタートしたと言われています。玄関や座敷など現在の生活習慣も臨済宗寺院の端を発するものです。

臨済宗のご本尊

   花園上皇    釈迦如来    達磨大師
花園上皇 釈迦 達磨大師

●開祖 栄西(1141〜1215)
●本尊 釈迦如来坐像
●脇侍 宗派によって若干違います。一般的には右達磨大師、左花園上皇(はなぞのじょうこう)
●経典 「般如心経」「観音経」「座禅和讃」
●唱名 南無釈迦牟尼仏
《臨済宗妙心寺派》
大本山 妙心寺 京都府京都市右京区花園妙心寺町64 電話075-463−3121
《臨済宗建長寺派》
大本山 建長寺 神奈川県鎌倉市山ノ内8 電話0467-22−0981
《臨済宗円覚寺派》
大本山 円覚寺 神奈川県鎌倉市山ノ内409 電話0467-22−0478

【達磨大師について】中国禅宗の創始人、円覚大師。北魏の時中国に渡り禅宗を伝えた。
【慧玄について】無双大師、妙心寺派の創始人。
【花園上皇】95代天皇、仏教に精通し禅宗を好み、無双大師と一緒に妙心寺派の開祖とされています。

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