曹洞宗の起源は中国です、中国禅宗五家の一つ。日本においては禅宗五宗(曹洞宗・臨済宗・日本達磨宗・黄檗宗・普化宗)の一つである。
鎌倉時代、曹洞宗の宗祖道元禅師(1200〜1253)中国の宋に渡り、天童山の如浄の元で修行し悟りを開いた。如浄は中国禅宗の正脈をつながる僧である為、道元は自ら「正伝の仏法」として、弟子達独自で宗派を開くことを許しませんでした。「只管打坐」道元の教えであり、後曹洞宗の教えの大きな柱になっている。そのほか「即心是仏」などを主張し、座禅の姿と心こそ仏教の道において日常生活の姿であることを教える。道元の主要作は「正法目蔵」の中に「仏道をならうといふは、自己をならふなり。自己をわするるといふは、万法に証せらるるなり。万法に証せらるるといふは、自己の身心、および陀己の身心をして脱落せしむるなり」はよく知られている名文です。
道元は曹洞宗を日本へ導いたが、それを拡大したのは総持寺を開いた瑩山紹瑾(けいざんしょうきん)である。それによって、曹洞宗は道元は高祖、瑩山紹瑾は太祖とし、在家の仏壇に両祖を祀られるようになった。曹洞宗は先祖供養の思想を取り入れた為、下級武士及び農民の間で普及され、現代に至って曹洞宗教団の形になりました。
太祖(瑩山) | 釈迦如来 | 高祖(道元) |
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