位牌のことわかりやすく解説しています。
位牌知識ガイド

位牌の開眼法要と処分

位牌の開眼法要とは

新しくお位牌を作りしましたら、四十九日の法要にあわせて、開眼法要を行われます。開眼は「入魂」・「お魂入れ」などもいいます。仏教では、お位牌を作るだけでは、ただの「もの」に過ぎないとされています。開眼法要を行われることによって、故人の魂は位牌に入り、商品から真の位牌に変わります。要するに開眼法要された位牌は初めて故人の魂宿り、手を合わせるのに相応しい存在になります。

開眼法要するために、寺へ行くかあるいはご住職を家までよんでもらい、お経を読んでもらうことになります。法要を行うのは四十九日は一番ベストですが、状況によって、必ずしもそれを守らなければなりません。故人の年回法要(一周忌、三周忌など)、あるいは彼岸やお盆などの行事に合わせて営まれる場合もございます。

開眼法要を行い方

開眼法要は寺院で行われる場合は、みんな本堂に集まり、本堂の前に位牌・仏像・掛け軸などを安置し、住職はお経を読み上げます。途中位牌に書かれた故人の俗名などを読まれます、その際に順番に焼香します。焼香の後に住職はお香を持って、仏像や位牌の上の部分に入魂します。この過程は宗派によって、多少の違いがありますが、だいたい30分から一時間前後かかります。

まだ、住職は自宅を招く場合は、事前にお位牌、仏像、仏具関係を仏壇に飾り、人数分に合わせて座布団を用意しておきましょう。在家の入魂式は一般的には簡易化されており、30分前後で終わります。

開眼法要にかかる費用は供え物、お香の費用、僧侶への御布施、法事後ののお礼の宴席代など。布施の額に関しては、特に決まった金額はないですが、普段付き合いの回数と合わせて考えましょう。一般的には5万円前後は妥当です。

古くなった位牌の処分について

お位牌はどうしても長い年月が経ちますと最初の輝きはなくなります。その際にお位牌の作り直しは必要です。位牌の輝きを保つのに、普段のメンテナンスは不可欠です。高温・高湿・日光直射の場所に置かないこと、位牌を触る際に手袋を履くこと、ご先祖にお香を上げる際に出来るだけ仏壇の外で行うこと。些細な心遣いは位牌のいい状態は長く持ちます。

古くなった位牌はご自分で処分しないでください。開眼法要を済んだ位牌は魂が入っている為、ただの「もの」と違います。処分される際に、必ず菩提寺に納め、魂抜きの法事を行い、焚き上げしてもらうのは一番です。まだ、ご本尊や掛け軸についての取り扱いも同じです、仏壇店で処分できるのはお仏壇のみです。


高級輪島位牌カタログ請求

輪島位牌を求める方は、商品カタログを案内いたします、お気軽に問い合わせください。

位牌のネットショップ

自宅にいながら、便利なネットショップからお位牌の購入可能です。
ぜひ一度は見に来てください。