位牌の種類もいろいろ

紫檀材を使用して作られた位牌。

紫檀はマメ科常緑広葉樹です。三大唐木（黒檀・紫檀・タガヤサン）の一つ、古くから工芸品の原材料として利用されていた。

しかし、古くから利用されたにも関わらず、本紫檀の正体は不明です。今では一般的な紫檀とは、ローズウッド、パーロッサなどになります。タイ、ラオス、ベトナム、インドネシアなどの熱帯地方は原産地です。

黒檀と同様に磨くと光沢感のある上品な仕上がりができます。特有な赤みで、女性の方には人気です。

近年ではモダン仏壇・家具調仏壇の普及と伴い、見た目のお洒落な位牌。

モダン位牌に使われる材質は様々です。一般的なローズ材から、アクリルなど科学樹脂まで幅広く取り入られています。これは近年増加傾向のモダンタイプの仏壇に密接な関係があります。モダン仏壇はデザイン性重視し、従来の伝統型仏壇のような重苦しいイメージ払拭し、リビングでも置けるように周りの家具と違和感のない設計は多いです。モダン仏壇の中には、色の鮮やかのものもたくさん出回っており、それに合わして、モダン位牌も出来るだけシンプルで、見た目の優しさと柔らかさを追求され、伝統位牌のような彫や金箔は使用しません。

一般的に普及された位牌です。

下地材質は檜が多い、表面処理漆やカシュー、金粉、蒔絵などの製法を施行され、黒の札板と金粉などの輝きに鮮やかなコントラストを演出され、大変人気な位牌です。まだ、使用される金のランク、漆のランクによって、価格もまちまちです。素人では、見た目の判断はほとんどつきません、詳しいランクはメーカーに問い合わせする必要あります。

唐木位牌ような重さはないですが、金の色です、重苦しい仏壇を明るくするかもしません。