位牌のことわかりやすく解説しています。
位牌知識ガイド

戒名を詳しく説明します

男性の位号 女性の位号 説明
位号 位号 位号とは戒名のしたのところに付けられている「居士・大姉、あるいは信士・信女」のこと、故人の性格や性別などによって違います。

居士とは

戒名に使われる用語です。

本来の意味はサンスクリット語のグリハパティにあたるもので、出家をせずに家庭において修行を行う仏教信者。またそこから転じて戒名の末尾につける尊称ともなった。インドでは居士に当たるものは、商工業を主とする富豪・資産家など、中国では学士、高官など。普通の信者と異なるところは、仏教の知識、実践において僧侶に準ずる、或いは匹敵する程の力量を持っている事である。

居士の言葉はいつから使われたのは、はっきりしませんが、中国唐代白居易や蘇軾などそれら士大夫が仏教に興味を持ち始めてから現れるようになり、『楞巌経』(りょうごんきょう)には「名言を談じて清浄にして自ら居ることを愛する者を居士と称すと書いてある。明清代になってから『居士分燈録』が編集され、衰退した出家教団に変わって、仏教の復興に貢献された。

日本では、江戸時代武士階層だけ特権であり、庶民の使用は禁じられたといわれるが、実際には庶民でも使用されるケースが多い、明確な基準は無いです。

大姉とは

男性の居士と同格、女性に対しての尊称で戒名に使われる用語です。

『七賢女経』では「賢女をもって聖姉という」と書いてある、一般的には夫が居士の場合は、女性もその戒名を大姉にするのは普通です。

信士・信女とは

戒名に使われる用語です。

信士とはサンスクリット語でウパースカ(優婆塞・うばそく)の漢訳です。仏法僧の三宝に帰依し、戒律を守りながら教団を経済的に支え、出家者より教えを受ける在家男性信者のことをいう。信女とはサンスクリット語でウパーシカー(優婆夷・うばい)の漢訳、在家の女性信者の意味です。

信士は清信士、信女は清信女ともいう。


禅定門・禅定尼

戒名に使われる言葉の一つになります。

禅定とは心を静かに、瞑想し真理を極めること、あるいは瞑想し悟りをを目指すこと。戒名では男性の方に対して、禅定門が付けられます、女性の方には禅定尼を付けられます。まだ、禅門、禅尼の変わりに、大禅門、大禅尼ともいいます。

戒名のランクから見ると、一般的には居士・大姉の下、さらに信士・信女の下とされます。特に禅宗系の寺院はこういった傾向は強いです、禅宗以外にも大体最下位になります。ただ、大禅定門、大禅定尼と併用に院殿号を一緒に付けられることが多い。

融通念仏宗では禅定門、禅定尼の位号が授けられるのみで、ランクは無いです。

高級輪島位牌カタログ請求

輪島位牌を求める方は、商品カタログを案内いたします、お気軽に問い合わせください。

位牌のネットショップ

自宅にいながら、便利なネットショップからお位牌の購入可能です。
ぜひ一度は見に来てください。